私が変化した思考力

私が変わらせてもらったイメージング力、メンタル力、質問力、思考力、行動力、これだけではない力が今の私を作り続けています。
和田裕美さんの本の内容がそのままの以前の私を表しているので使わせていただきました。
ここに2人の男性がいたとします。
AさんもBさんも、仕事で大失敗しました。
2人とも上司に叱責されて、『あー、もうおしまいだ。クビになるかもしれない』と、とっても落ち込んでいました。
【Aさんの場合】
Aさんは自分を責めて、次の日も『自分なんか、どうせダメなんだ・・・』とヘコんだまま会社に行きました。
会社に行ってやる気なさそうに無表情になっていたら、周りの人もAさんに話しかけにくく、だんだんAさんを疎ましく思うようになります。
Aさんは孤立して、さらに人と話すのが嫌になってきました。
そのせいで余計に、1人で仕事を抱えすぎて処理ができなくなり、また小さなミスをしてしまいます。
そうしているうちに自然と自分の居場所が会社になくなって、ますます嫌になって辞めたくなりました。
彼はクビになったのではなく、自分で辞めたのです。
【Bさんの場合】
同じように落ち込んでいたBさんですが、泣いても怒っても事実は同じだと思いました。
そして、『失敗したという事実を変えられないんだったら、ここから何を学んだか、何かいいことを探してみよう』と決心したのです。
『今まで過信していたからだ。これ以上悪くなる前に問題が発覚してよかった』
『これは大きな失敗だけど、ここで気が付かなかったらもっと大きな失敗をしたはず。今のうちに、気付いてよかった』
『自分の不注意から、他人に迷惑をかけた。今後はそういうことがないように、自分が有頂天だったと気付かせてくれたメッセージだと思おう』
『つらいけど人に謝ることを教えてもらってよかったじゃないか。ここで素直になって、感謝しよう』
そして彼は思います。
『明るく出社して素直に謝って、新人の頃のように初心に戻ってやりなおそう。きっとそんなチャンスをもらったのだ』
会社に行ったBさんは明るく挨拶し、上司に謝罪しました。
そうしたら上司も、『昨日は言いすぎた、私の指示もよくなかったのだ』と言ってくれました。
元気に出社したBさんを見た同僚たちが集まってきて、『がんばろうな』『明るい顔して来たから、さすがって思ったよ』と言いました。
彼はそこから仕事の新たな面を見つけて、ますますがんばろうと思ったのです。
※同じようなひとつの事実から、違うふたつの人生が見えます。
みなさんは、Aさんの人生、Bさんの人生。
どちらの人生がいいですか?
でもこれは2人の人生ではないんです。
どちらも1人の人間の人生です。
考え方を変えただけで、一方は新しい人生を拓けたのです。
まずは、目の前の事実を受け入れます。
逃げても騒いでもだだをこねても、そこにある事実は『なかったこと』にはなりません。
ひとつの事実からふたつの人生
この思考力を身に付けてから生き方が変わってきて今も変化し続けています。
長文を読んでいただきありがとうございました?
読んで何か感じた人、これから変わっていきたい人あったらお話ししましょう?