成績上がるにおいがある?

中日新聞6月17日(Saturday)の記事より!


東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授の『竹内春樹』さん


嗅覚のメカニズムを研究する竹内教授は、マウスを使いながら、細胞レベルでにおいの効能や効果を検証されています。


医療などに生かせる研究ですが、においをかぐことで、勉強の効率やスポーツの競技力を引き上げる効果の解明にも取り組んでいらっしゃいます。


研究を生かせる分野として、一番わかりやすいのは病気へ予防効果。


嗅覚機能低下を抑えることができれば、病状の悪化を抑えるかもしれないそうです。


もう一つは、アロマテラピーによるリラックス効果。


そして今、新しくやろうとしているのが、においをかぐことで勉強の効果やスポーツのパフォーマンスを引き上げる効果。


あるにおいを部屋中に充満させると計算ミスが減るなど、既に幾つかのデータが出てきているそうです。


面白いのは睡眠中の嗅覚入力。


五巻の中で唯一、においは入力しても起きない。


においは他の感覚と違い、脳の中枢まで届くというマウスのデータもあります。


においを入力することで、脳の状態を大きく変えうる可能性があるのだそうです。


先天的に人間が警戒するにおいや、刺激があるにおいをかがせた時に、覚醒度が上がるのではないかと。


もう一つは成功した時ににおいをかいでもらい、それと同じにおいをかいで再びトライすると、成功率が上がるのではないかという考え。両方を試す必要があるそうです。


この記事を読んで、人間の五感の不思議、そして五感をどう刺激すると効果が出るのか?


いま、人工知能(.AI)が話題になっていますが、私たち人間が持っているこの感覚は人工知能(.AI)には感じることはできないものではないかと思います。


五感を使って、今日もいっぱい感じて行きましょうね。


東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授 竹内春樹
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